エタノホの田んぼとは?

最近、心に余裕が出てきたのか江田集落で自分が大切にしている要点を言葉にして

文字に書き出すと良い流れが舞い込むことが多い。 

 

また、感覚的にネガティブな要素を含む時間に極力意識を使わず

江田集落と自分自身が本能で「面白そう!」と思える場所や人に会うことを心がけています。


最近の自分にない温かい感情を大切にしたいです。

江田を大切にしてくれる仲間との時間をとにかく楽しむことを心がけて。


[自然と僕らが合わさる時間]

稲刈り・脱穀は米作りに携わる身の集大成

言わば、答え合わせの時間です。


昨年10月の秋耕起からスタートし、土づくり、排水、草刈り、苗づくり(今年は失敗)、水管理、除草、獣害対策など経て、エタノホや携わる仲間とともにこの半年かけて取り組んできた成果。


もちろん、これに自然環境(天候や災害)も大きく影響してきます。

昨年の成果をもとに、土地や自然環境を考慮し今年度の作付けを考えてきました。


結果をお伝えすると、減収。


この結果について、僕らもついつい”何かのせい”にしがちで。

「夏の高温が・・・」

「網を張っても鹿が入って・・・」

「水が十分に行き届かない・・・」

「菜の花が栄養を吸収して・・・」

など、みんなの前で話す時できない理由を見つけることは早い。

その原因を探ることは二の次。


確かに、年々環境が不順になり思うような稲作ができず

結果だけ見れば減収が続きました。


でも、それって本当に環境だけのせい?なのか。

きっと違うはずです。


棚田でお米を作るうえ、自然に合わせた栽培は大前提なのに

いつの間にか人間の暮らしが最優先となり、お米の声を聞く耳が遠のいてます。


「湛水の水が熱いよ!」

「刈り時なのに、まだ刈らないの?」

「鹿が毎日食べにきてるよ」


稲の声も毎日違って聞こえるはずです。

栽培方法も自分たちで決めたことで、努力よりも先に言い訳が出てしまっている。


エタノホの活動は、この結果(収穫)を元に、取り組みの対価(お金)をいただき成り立っています。細かい諸条件が稲作へ負担を生じることは大前提として、やると決めた取り組みは言い訳をつくらず前を向くことが重要です。


[エタノホが目指す良い田んぼとは?]

これをはっきりさせるためにも、良い田んぼとは何かを言葉にしないといけません。


■僕らは、なぜ江田集落で田んぼを続けているのか。

■無農薬、慣行栽培など農法が前に来るような消費に身を投じたいか。

■誰のために、なんのために自分はお米を作っているのか。


毎年言ってるかもしれない。

それだけ、まだまだ考える余地が有るということです。


自然に負荷をかけない農法は大切。

これに左右されすぎて、自分たちの首をしめてしまったら元も子もない。

この場所で生産させたお米が届く先の皆様に”美味しい”として手元に渡るようまだまだ言葉が必要な気がします。


●江田集落を想う気持ちが交わる稲作

●身の回りの環境変化を未来に残さぬよう意識する農

●土が喜ぶ小さな積み重ねを準備する時間

●そして、師匠と一緒に田んぼを続ける時間


この4点をしっかり言葉にしながら、次年度は居心地良く交わる田んぼを皆さんと一緒に楽しめるよう頑張ります。

 

田んぼが終わって寂しいですが、来年に向けて歩み始めます。

エタノホ

エタノホは徳島県神山町にある江田という小さな集落で活動する団体です。 CONCEPT「くらしを耕す」 棚田再生や稲作を中心とした農的くらしを実践しています。 農を通じて育まれる地域との交流、そこから学び得る技術や知恵を 次の世代に承継していくという想いを込め活動。

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