大豆を育てる2021

種を継いで3年が過ぎ、嬉しいことに毎年味噌づくりまで駒を進めることができています。


江田集落では連作障害を避けるための圃場管理が行き届いてなく、2つの圃場を4分割し毎年作付けを振り分けている段階です。もう少し大きな場所で作付けしてみたいな。


さて、今年は以下の内容で種をおろしました。


・えんれい種…2100粒(前年1000粒)/4年目

・岩手緑豆 …420粒(前年120粒)/2年目

・香り豆  …700粒(今年初)

・借金なし大豆…270粒(今年初)

・神山黒豆…150株(頂き物)


75サイズのポット880個分です。

ちなみに3年前は100個ほどなので、順調に広げられてます。


昨年は、種を下ろした際水をあげすぎて4割ほどが黴びました。


失敗を二の舞にせず、今年は初葉が出るまで水を与えません。

土も買わずに、江田の土を使います。

発芽率も考慮し、1ポットに4粒播きました。


気象状況が年々過酷になり、湿度や気温を考慮しても神山町は大豆を作るに適さない場所となってきてる気がします。


一方で、過酷な環境下でどう大豆を育てるか。


圃場一つの管理も含め、人の手が行き届かせれる在り方をより精査していきたいと思います。


味噌を作るための大豆づくりから、品質を意識し暦の決定等を自分たちなりに考えなきゃ。


栽培スケジュール(予定)

7月10日(土)新月・・・種播き

7月24日(土)満月・・・定植

8月 8日(日)新月・・・土寄せ(1回目)

8月22日(日)満月・・・土寄せ(2回目)


今年も実り多き1年になりますよう。

エタノホ

エタノホ/くらしを耕す 「棚田とくらしがつながる」 日々、暮らしの積み重ねが棚田の風景を育む 江田で1組の夫婦と出会い学んだ大切な視点です。 美しい風景を守る上で私たちは ”この場所で暮らし、田を耕す”ことを選択しました。 お米づくりを中心とした農ある暮らしを実践し 未来に伝えたい棚田の風景を育んでいます。

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