食べたいを育てる

農を生活の軸にするとよく耳にするのが「栽培方法」に関して。

慣行栽培、有機栽培、自然栽培などなど方法を挙げればキリがない世の中です。


エタノホはどんな栽培方法を実践しているの?と聞かれた場合、こう答えてます。

「方法にはこだわってません」

「安心して食べれる様に、無農薬・無化学肥料にたどり着いてます」と。


■何を大切にし、育てているのか

「家族や仲間が安心して食べたい!」と思える作物を心がけ栽培しています。


慣行栽培だから食べないなど、微塵も思ったことはなく

生産者の気持ちや、顔の見える生産物は大切にしたいと考えています。

しいては自分の暮らしを守る農業あり方を江田集落で実践できれば…。


師匠の奥さんが出会った頃に伝えてくれたのが

「まず家族が食べれる分を育ててみたらいい。少しずつ広げて、最終的に仲間や近所さんが困ったときにお裾分けできる分の野菜が作れたらもう一人前じゃ」


買うことが当たり前の世の中で、自分たちが食べる野菜を育てるって

よく考えたらすごいことです。


そして食べたいと思う作物にありつけたら、願ったり叶ったり。


自分たちの美味しいが少しずつ広がっていくことを願い

小さな農の連鎖反応に繋がっていって欲しいと思いを込めて

今日も”食べたい”作物を大切に育んでいきます。


エタノホ

CONCEPT/くらしを耕す 「師匠との出会いから始まった原体験を次の世代に」 私たちは徳島県神山町にある江田という小さな集落で活動する団体です。 美しい棚田の風景を誇る集落で一組の夫婦と出会い お米づくりを中心とした”農ある暮らし”を実践しています。 地域との交流を経て学び得る知恵や技術を丁寧に受け継ぎ、 古き良き棚田の風景、暮らしを次の世代に承継していく活動です。

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