“僕たちが食べたいお米や野菜を育てる”


この数年、農を生活の軸にしているとよく耳にするのが”栽培方法”についての質問。

「慣行栽培、自然栽培、有機栽培、無農薬、無化学肥料、無施肥」などなど

”方法”を挙げればきりがない世の中ですよね。


結論から申し上げると、僕らは方法にこだわっていません。

結果的に、”無農薬・無化学肥料(一部)・無施肥”にたどり着いているだけです。


では、何を大切にしているか。

「僕たちが食べたい」と思える作物を育てよう!

これに尽きます。


自分たちで育てて、自分たちで食す。

余った物をおすそ分け(販売)する。


中山間で農に携わると、自分たちの暮らしに必要なものを生み出している

お父さんお母さんを見かけます。


極論かもしれませんが、作れるお野菜は自分たちで育てるが

当たり前なのかもしれません。


「おすそ分け」ってただ、余ったからお渡しする以上に

大切な意味が込められていると感じています。


自分たちが美味しいと思えるもの、足りないものを補い共に暮らしが豊かになっていくこと

そこにたどり着くまでに、自信を持って育てている生産者がいる。


要は、自分たちの美味しいを自信持って送り出せるように

自分たちが食べたい、育てたい気持ちを追い求めていこうという意味です。


そのためにも、自分たち以上に自然や暮らし、地域の皆さんのことを考えて、

形にしていくことが必要です。


また、個人的に農薬や肥料の是非は問いません。


慣行栽培でも美味しいお野菜やお米を育てている人は沢山いらっしゃいます。


けど、自分たちが食べるものに薬をまく時、マスクをしたり、時に防護服を着たりと

”なぜそこまでして使うのか”が今の所腑に落ちません。

今はシンプルに自分たちが使いたいか使いたくないかを見極め

圃場では、農薬の使用は控えております。(全く使ってないです)


あくまで、作物が気持ちよく育ってくれて、その恵みを美味しくいただく

循環に興味があり、実践していきたいからです。


都市部を離れ、いわゆる田舎という文化に触れると

ほぼ毎日のように「おすそわけ」をいただきます。


けど、いただくまでの日々大切に育てられたお野菜たち。

そこには、作り手の思いがあるはずです。


その思いをしっかり受け止めて

農薬の是非に捉われず、作物と向き合っていきたいものです。


写真はじゃがいも。

無農薬・無施肥ですが、徳島に古くから伝わる

茅をすきこんだ農法を実践してます。


楽しく、美味しく育てていくのが一番!



エタノホ

くらしを耕す 徳島県神山町にある江田という小さな集落。 私たちはこの地で1組の夫婦と出会い、田んぼをはじめとした“農”や、美しい棚田の風景を織りなす“くらし”を学び続けています。 「人のくらしが織りなす風景を、これからも受け継いでいきたい」 農を通じた人や地域との交流、そこから得るくらしの知恵や技術。「くらしを耕す」とは、その学びを通じて、“これから”を丁寧に育んでいくという想いを込めています。

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