自給する喜びを待つこと

「原木しいたけを育ててみんか」

師匠からこう投げかけられ、「育ててみたい!」と意気揚々にお伝えしたことで

今日という日が迎えられました(笑)

 

秋口に切り倒したクヌギを乾燥させて

冬から春先(1月から2月)にかけて、菌を植え込むそうです。


1.ドリルで等間隔に穴を開ける

2.穴に菌を植え付け、蓋を埋め込む

最終的にこんな形になります(笑)

今回は、試験的に友人家族合わせて15本の原木しいたけを試みる予定です。


一年目はしいたけが出れば御の字。

多く取れ出すのは二年目以降とのこと。


直射日光が当たらず、日陰で適度に雨が当たる場所。

風通しも必要。

できれば、広葉樹の木陰が良いと聞くと

原木しいたけの管理は手間がかかりそう。


できるまでに時間がかかるけれど、時間がかかった先に見える景色は

椎茸を買わずに、出来たものを循環させる自給的な暮らしの一端。


もし、一年目から味や大きさに満足が行くようなら来年の冬にもう一度

原木しいたけをこしらえてみようと思います。

 

我が家でよく使う”乾燥しいたけ”も自給できるように…


目の届く範囲で、まずは自分たちの食を循環できる枠組みを

整えて行きたいと願うばかりです。


エタノホ

CONCEPT/くらしを耕す 「師匠との出会いから始まった原体験を次の世代に」 私たちは徳島県神山町にある江田という小さな集落で活動する団体です。 美しい棚田の風景を誇る集落で一組の夫婦と出会い お米づくりを中心とした”農ある暮らし”を実践しています。 地域との交流を経て学び得る知恵や技術を丁寧に受け継ぎ、 古き良き棚田の風景、暮らしを次の世代に承継していく活動です。

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