ハデ場の修復

今夏の台風で無残にも崩れ落ちた江田集落のハデ場。


支柱が古く、根元から折れてしまったことで写真(下)のような姿となってしまいました。

一昔前も、台風が来る度にハデ干しが倒れ直されていたようです。

修復後はこちら。

今回は、真ん中の支柱を取り替えたこと。

そして、各段と支柱の接地面にワイヤーと番線(ハッカ)を張り、カチカチに固定しました。


正直、壊れたハゼを見たときに「もう使いたくない」と頭をよぎりましたが…

「壊れて、直して、使うのが普通じゃ」とおっしゃる地域の声を聞き

来年もこの場所を使わせていただこうと考えてます。

 

直す技術や知識は最低限必要ですし、捉えようによっては

「壊れるぐらい使い込む」経験も必要だと思います。

 

オーナーさんには大変申し訳なことをしましたが

一つの経験として、「壊れた」ことを前向きに捉え楽しみたいです。


エタノホ

CONCEPT/くらしを耕す 「師匠との出会いから始まった原体験を次の世代に」 私たちは徳島県神山町にある江田という小さな集落で活動する団体です。 美しい棚田の風景を誇る集落で一組の夫婦と出会い お米づくりを中心とした”農ある暮らし”を実践しています。 地域との交流を経て学び得る知恵や技術を丁寧に受け継ぎ、 古き良き棚田の風景、暮らしを次の世代に承継していく活動です。

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