大豆を育てる vol"1[種播き・定植]

「大豆を育てられる経験は持ちたいよね」

 

ふとした友人との会話から、今年大豆を育てる機会をいただきました。


神山町でも、その昔自家栽培の大豆から自家製味噌を作ってたのが当たり前だったと聞きます。町の婦人会では、冬になると味噌を仕込む講習会?が催されてるみたいです。


この町に暮らし始め、お米や野菜を育てている中で一番と言っていいほど興味があるのが味噌づくり。それも、自分たちで育てた大豆から味噌を仕込むのが一つの夢になってます。


3年前に、大豆栽培をはじめてすぐに鹿の餌となってしまった苦い経験を経て、もう一度チャレンジしてみようと思います!


【栽培品種は3種類】

・黒千石大豆 500粒

・えんれい大豆 300粒

・中生三河島枝豆 200粒


比較的、中晩生の品種を選びました。全部で約1kg分。どれくらい収穫できるか楽しみです。


【タネを蒔く】

神山町では、7月1週目(8日前後)に播くのが良いという話を聞きます。

本来は6月下旬頃かもしれませんが、梅雨と重なることで種が腐ってしまうのを考慮して

少し遅めの播種なのかな。

僕らは、ポット植えを選択しました。

育苗期間は2週間で、1ポットに3粒をおろしています。

種を植える時の注意点として、一番気にかけることは「鳥」の被害です。

直播で種を下ろすと、子葉の際に鳥に食べられてしまうからです。。。


【圃場の提供】

3年前、鹿の食害を体験し「もう大豆は育てたくない!!」と考えてましたが、今回お借りした圃場はなんと鹿の食害が0%に近いみたい。

耕作放棄された圃場を一つ一つ丁寧に受け継いでいきたいものです。


【定植前に摘心】

通常、摘心作業は本葉が5枚に生長した時に行われるみたいです。

僕たちは、種を植えて一週間、子葉から1本本葉がで始めた頃に行ないます。

摘心した茎の両端から2本の脇芽が出てきてるのがお分かりでしょうか?

梅雨の日照不足や長雨の影響で「ヒョロ」っとした長細い苗ができてしまうため

「断根摘心」という方法を試してみました。

大豆には摘心は不要?と目にすることもありますが、摘心後の苗はつるぼけせず

台風にも負けない強い苗に育つとのこと。

【いざ定植】

梅雨明け間近の神山町。天気は曇り、気温も30度前後。いい状況で定植を迎えられました。

大豆栽培でとても大切なのが「水はけ」です。

今回お借りした圃場は、去年まで水田。大豆を乾燥させるためにも、畝を高く設定して定植しました。

徒長してしまった苗も含め、今回の定植は1回目の「土寄せ」も含んでいます。

そのため、子葉のすぐ下まで埋めきってしまいます。

定植後は、菜の花のサヤをマルチがわりにひきつめ、終わりです。

この後、本葉が4枚ほどになる1週間後に2回目の土寄せを、3週間後のお盆明けに3回目の土寄せを行う予定。

土寄せは3回前後丁寧に施す方が、美味しい大豆に育つと聞いています。


鹿の食害、台風、虫問題など課題は山積みですが、無事に花が咲き鞘が出てくれることを願うばかりです。

次は、土寄せ2回目と水やりについて更新予定。

エタノホ

徳島県神山町にある江田という小さな集落。 私たちはこの地で1組の夫婦と出会い、田んぼをはじめとした“農”や、美しい棚田の風景を織りなす“くらし”を学び続けています。 「人のくらしが織りなす風景を、これからも受け継いでいきたい」 農を通じた人や地域との交流、そこから得るくらしの知恵や技術。「くらしを耕す」とは、その学びを通じて、“これから”を丁寧に育んでいくという想いを込めています。

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